毎日のお世話 / CARE GUIDE
メダカの餌の選び方|成魚・針子と顆粒・フレークの違い

Q. 餌の種類がたくさんあって迷います。最初はどれを選べばいいですか?
今の魚が食べられる粒の大きさで、メダカ用の主食を選びましょう。少数なら小袋からで十分です。新しい餌は少し与えて、飲み込めているか、残していないかを見ながら調整します。
メダカの餌を初めて選ぶなら、成長段階に合うメダカ用の主食を、使い切れる小さな量で買うところから始めます。高たんぱく、繁殖用、色揚げ用と書かれた商品が、すべての魚に一番よいわけではありません。
見る順番は「食べられる大きさ→主食か補助食か→浮き方→保存と容量」です。そのうえで、繁殖などの目的に合う商品を比較します。
成魚と針子で餌を分ける?
成魚が食べられる粒でも、小さな針子は口に入れられないことがあります。成魚用を砕けば必ず針子用と同じになるわけではなく、粒がそろわない、水中で散るといった違いもあります。
| 飼っている魚 | 最初に見る表示 | 食べ方の確認 |
|---|---|---|
| 成魚 | メダカ用の主食、対象サイズ | 飲み込めるか、残す粒がないか |
| 針子・小さな稚魚 | 孵化後の小さな魚に対応する粉末・微粒 | 口を動かすだけでなく、実際に食べているか |
| 成長した稚魚 | 現在の体長と対応する粒 | 大きい粒へ急に切り替えない |
| 繁殖を目指す親魚 | 親魚・繁殖期向けの用途 | 餌を増やした後の残餌と水質も見る |
商品名に「ベビー」とあっても、対象の大きさは製品によって違います。年齢や呼び名だけではなく、現在の魚に合う表示を見てください。
顆粒とフレークはどう違う?
顆粒は小さな粒、フレークは薄い片状です。浮く時間や沈み方は商品によって違うため、「顆粒ならすぐ沈む」「フレークなら必ず水を汚さない」とは決めません。
同じスプーン一杯でも重さが違います。キョーリンの比較例では、同じ0.25ccのスプーンで顆粒0.145g、フレーク0.057gとされており、体積だけで同じ量へ置き換えられないことが分かります。これは比較された商品の値で、全製品の換算率ではありません。[メーカーの餌の比較]
切り替え時は、新しい餌を以前と同じ山盛り一杯にせず、少量から食べ残しを確認します。
主食とおやつは別に考える?
毎日の基準にする餌は、対象の魚向けに栄養を配合した主食を選びます。乾燥ミジンコや冷凍餌、生き餌などは、商品ごとの用途を確認し、名前だけで完全な置き換えと判断しないようにします。
生き餌の栄養は、種類だけでなく育ち方や与えられた餌でも変わります。「自然だから栄養が完全」「乾燥だから価値がない」という二択にはなりません。
一種類で普段の食べ方が安定しているなら、飽きさせないために毎回違う餌を買う必要はありません。新しく試す場合も、何を改善したいかを決めると比較しやすくなります。
高たんぱく・繁殖用は必要?
たんぱく質の表示は判断材料の一つですが、消化しやすさ、脂質、ビタミン等、食べる量まで含めて考える必要があります。数字が最大の商品だけで順位を付けることはできません。
繁殖用の餌を買っても、水温、明るい時間、雌雄、親魚の状態が合わなければ、餌だけで産卵が決まるわけではありません。まず繁殖の条件を確認します。
色揚げ用も、どの体色を対象にした製品かを見ます。餌で別の品種へ変わる、すべての色が同じように濃くなる、といった期待はせず、目的と説明が合う場合に選びます。
大袋のほうがお得?
一袋の値段や1gあたりの安さだけで買うと、少数飼育では開封後に長く残る場合があります。魚の数が少ない最初は小容量から始め、実際の減り方を見て次の容量を選びます。
湿った指やスプーンを入れない、袋をしっかり閉める、屋外に置きっぱなしにしないことも、餌の選択とセットです。保管の具体策は餌の保存にまとめています。
新しい餌を食べないときは?
体調や水質に問題がなく、以前の餌を食べているなら、少しずつ混ぜて慣らす方法が選択肢です。ただし、混ぜた後も古い餌だけ選んでいないか、残った新しい餌がないかを見ます。
以前の餌まで食べない、呼吸や泳ぎがいつもと違う場合は、好き嫌いと決めつけません。餌の種類を次々と増やすより、水温、水質、魚の状態を確認してください。
今いる魚が無理なく食べられ、食べ残しを片付けられる餌なら、普段のお世話に取り入れやすくなります。
公開資料を照合し、準備・判断の手順を編集しています。実飼育による検証・専門家監修は未実施です。編集方針
気になる情報はお問い合わせからお知らせください。