毎日のお世話 / CARE GUIDE
メダカの足し水|水が減ったら何を何L足す?水換えとの違い

Q. 水が減ってきました。そのまま水道水を足していいですか?
足す水もカルキを抜き、飼育水との水温差を確かめてから静かに入れます。普段の水位に目印を付けると、減った量が分かりやすくなります。足し水と、汚れを取り出す水換えは別に考えましょう。
足し水は、蒸発などで減った水を補い、普段の水位へ戻す作業です。古い水を取り出していなければ、水換えをしたことにはなりません。
少量でも未処理の水道水をそのまま入れず、塩素を処理し、飼育水との水温差を確認します。何L足すかは容器の公称容量ではなく、実際に減った量から決めます。
急に減ったら水漏れかも?
容器の外側、底、ホース接続部、フィルターの縁に濡れがないかを見ます。用品を伝って外へ漏れる場合もあります。毎日同じように減っていた水が急に速く減ったら、補充の回数だけ増やさず原因を調べてください。
電源まわりまで濡れている場合は、濡れたプラグを触らず、人の安全を優先します。ひびの入った水槽へ水を足し続けることも避け、魚の受け入れ先と容器交換を準備します。水が入ったガラス水槽をそのまま持ち上げないでください。
どこまで水を入れる?
日常使う水位を、外側の目印や写真で分かるようにします。フィルターやヒーターには指定の水位があるため、目印は機器の範囲内に設定します。水槽の縁ぎりぎりまで入れる必要はありません。
目印は「ここ以下でも何日安全」という線ではなく、減り方を見つけるためのものです。水温、風、フタ、植物、機器の使い方で減るペースは変わるため、全容器共通の一日何Lという目安は置きません。
何L減ったか分かる?
計量できる水差しなどで少しずつ足し、基準の水位に戻るまでの合計を見ます。最初から「容器は20Lだから2L減ったはず」と推測しないでください。
直方体の容器なら、内側の底面積からおおよその減少量を計算できます。たとえば内寸40×25cmで水位が1cm下がった場合は、
40 × 25 × 1 ÷ 1,000 = 約1L
です。傾斜のある鉢、石や鉢が水面近くにある容器ではこの計算どおりにならないため、実際に足した量を測る方が確実です。
足し水はどんな順番でする?
- 魚の様子、漏れ、機器の最低水位を確認する。
- 必要な水を別容器で用意し、製品表示どおり塩素を処理する。
- 飼育水と補充水の水温を比べる。
- 魚へ強い流れが当たらないよう静かに足す。
- 水位と機器の動き、周囲の濡れを確認する。
底の汚れが気になっても、準備した水量を超えてその場で大量の水を抜く作業へ変えないようにします。掃除と換水をするなら、交換水を追加で準備してください。
水換えも同じ日にしていい?
普段の実水量が12Lで、蒸発により11Lになっているとします。まず準備した水1Lで基準に戻し、その後、通常の換水として4Lを抜いて4Lを入れるなら、必要な新しい水は合計5Lです。
記録は「新水5L」だけでなく、足し水1L、換水4Lと分けます。古い水を取り出した量は4Lだからです。この例は計算の説明で、全容器へ4Lの換水を指定するものではありません。
極端に減って水質も変わっていそうな場合は、一度に戻せばよいとせず、水温・水質を確認して対応を相談します。
足し水だけで飼い続けられる?
足し水だけでは、底の残餌やフィルターにたまった汚れを外へ取り出せません。普段の給餌を続けているのに、水が減るたび補充するだけで済ませないでください。
ただし、低水温で活動と給餌が落ちた冬の屋外容器では、大きな掃除を控え、足し水中心になる場合があります。これは条件付きの冬の管理です。冬越しと通常期を分けて考えます。
数日留守にする場合も、満水まで入れておけば解決というわけではありません。普段どれだけ減るか、機器の水位を保てるかを先に確認しておきましょう。
公開資料を照合し、準備・判断の手順を編集しています。実飼育による検証・専門家監修は未実施です。編集方針
気になる情報はお問い合わせからお知らせください。